おりちお雑記(仮)

読書とスポーツと服選びと大学院。

東北大学 工学研究科(情報科学研究科)の受験対策について②

今日からは科目のことについてお話ししようと思います。

 

東北大工学研究科・電気情報系(以下電情と表現しますね)の試験は、1日目は6科目から2科目を選択して120分で解くという基礎科目試験を行い、2日目も6科目から2科目を選択して120分で解くという専門科目試験を行う、といった構成になっています。

 

電磁気学 ②電気回路 ③情報基礎1

④情報基礎2 ⑤物理基礎 ⑥数学基礎

が基礎試験科目の6科目で、

①電気工学 ②通信工学 ③電子工学

④計算機1 ⑤計算機2 ⑥物理専門

が専門試験科目の6科目となっています。

 

この合計12科目から4科目を選択して本番に臨むのですが、自分は大きな賭けに出てしまいました。「情報基礎1、2 計算機1、2」の4つのみに絞って勉強を行いました。今になってみるととてもバカな選択だなって思いますね。

 

僕が当日の周りの東北大生の勉強の様子を観察したときは、皆さん合計6科目は最低でも行い、多い人は全科目の勉強をなさっているようでした。今になって思うと、予備に違う科目を勉強しておいた方が絶対に良かったですね。

なぜかと言いますと、東北大電情の院試は年によって簡単な科目と難しい科目の差が激しすぎるからです。(個人的な感想)僕がバカすぎるのもあるのですが、2017年3月の情報基礎2は色々ネット等で調べても歯が立ちませんでした。対称的に、自分が受験した2018年8月の情報基礎2は簡単すぎます。あとで解説もしたいのですが。ビックリしますよ、本当に。

 

僕が受験した2018年8月の試験科目4つは、全体的に簡単なものが多かったです。試験を解いているときにも思いました。全体的に8割くらいできていたような印象さえ抱いてしまいました。(それにしても2018年8月の情報基礎2と計算機1は簡単すぎます)

運が良かった僕の例とは対称的に、去年自分の大学から東北大電情の院試を、勉強科目を僕と同じようにして受けた先輩は「全く分かんなかった」と残念ながら落ちていました。2科目選択×2の試験に4科目のみの勉強で特攻するのは危なすぎます。できることなら、6科目~8科目の勉強をお勧めします。

 

次回からは、科目ごとの勉強法・使用参考書等についてお話ししようと思います。4科目のみの対策法となってしまうことをお許しください。

クリスマスが近いですね。