おりちお雑記(仮)

読書とスポーツと服選びと大学院。

人生で一番の曲ってありますか。

来週から2週間インターン

どーにかして爪痕を残したい。

 

「一番好きな曲ってある?」って聞かれたとき、自分なら絶対こう答える。今までもそうしてきたし、これからもずっとそうする。

僕は、Asian Kung-fu Generationの「ソラニン」という曲が一番大好きです。ナルトとかハガレンを知ってる人は「アジカンはアニソン」っていうイメージがあるかもしれないが、自分はそのイメージが全くなかった。

 

親友がこの曲をカラオケで歌ってるのを聴いて、衝撃を受けたのを覚えている。最後の叫び、そこから終わりに一直線に向かうギターの音色。大学1年のときの自分を夢中にさせるには十分すぎるほどの魅力を持っていた。運転する車の中でも、友人や彼女とカラオケに行く時にも、通学のときにも、いつもいつも僕のレパートリーにはソラニンがいた。本当に、いつも。

 

大好きだった彼女と別れてから、この曲の重みを知ることになった。フラれてから直ぐは、なんとかして前を向こうと前向きな曲ばかりを聴いていた。5日後とかかな、すっかりこの曲を聴く余裕もなくなってたころに不意に流してみた。すると、今までは感じていなかった歌詞の響きや、そこから連想される世界観が一気に僕の中で広がった。本当に初めての感覚だった。

 

あの時 こうしていれば

あの日に 戻れれば

あの頃の 僕にはもう 戻れないよ

 

いつから間違ってたんだろう。何がきっかけなんだろう。そんなこと、思い当たる節なんて沢山あった。後悔することなんていくらでもあった。でももう戻れない。全部自分が選んできた道だった。

 

例えば 緩い幸せが

だらっと 続いたとする

きっと 悪い種が目を出して

もう さよならなんだ

 

日常を共に過ごすのが好きだった。どんなにつらいことがあっても、どんなに苦しむことがあっても、ご飯を一緒に食べたり、お家で一緒に寝たり、ゲーセンに行って一緒に遊んだり、そんな些細なことを共にするだけで幸せだった。でももう終わり。あんなに縋ってたのに。すべてさよならなんだ。

 

さよなら それもいいさ

どこかで 元気でやれよ

さよなら 僕もどーにかやるさ

さよなら そうするよ

 

もう会うことなんてない。お互いの人生が交わることなんて絶対ない。それでも、一緒に歩んできた道が消えることはない。こんなに傷ついて、こんなに涙を流しても、忘れられないことってある。僕にとって君は全てだった。どこかで元気でやってるかな。僕も元気だよ。どーにかするよ。

 

自分にとって思い出が深すぎる曲。

皆さんもそんな曲ってありませんか?

インターンおわり。

とりあえず3daysのインターンが一個終わった。内容としては「新製品」「新事業」の考案をグループで行うといったものだった。

 

正直今回のインターン先を就職先としては選ばないだろう。だが、インターンシップの内容としてはとても有意義なものであった。

まず、何か一つの目標に向かってグループで取り組むといった機会が大学院生となるとそんなにない。学部時代だったら、実習やサークルなど様々なところでグループで取り組むことがあった。けど、研究室で自分のテーマと一人で格闘してる今、そのような機会を今回頂けたという意味でとても面白いものだった。

 

あと思ったのは、みんな人間としての幅が広いなってこと。自分以外のみんなは海外旅行に一度は行ったことがあるらしかった。フィンランドアメリカ・中国など本当に様々で、休憩時間には海外の話でみんなで盛り上がってた。自分はというとそんな機会一度もない。一度も日本から出たことなんてない。他にもバンド・絵・トライアスロンなど様々な経験をしていて、とても刺激になった。あと一年半しか東北大学にいないけど、その一年半をもっと有意義にしたいなって心の底から思ったインターンだった。

 

そういえば、帰った次の日。まあ昨日か。青葉山に行ったらなんか空気がぴりついてた。あ、院試じゃんこれ。

もう一年たったんだ。懐かしいなあ。去年必死に食らいつこうと足掻いたのももう遠い昔のようだ。うちの研究室を受験した4年生はみんな大丈夫かなあ。幸運を祈ります。でも、大学院入試に落ちたって人生終わるわけじゃないし、あくまで可能性の一つなだけだから、落ちてもあまり気にしないほうがいいと思います。

 

一年前の自分は今ここにいるなんて思っていないだろうな。絶対落ちると思ってたけど受かっちゃうし、本当に一生大切にしようと思った人は失うし、人生何があるかわかんないよ。大学院入試なんてその中の一つってだけ。でもやっぱ、懐かしいと思わずにはいられなかった。

誰にだって物語はある

今日からインターン

三日間だけどね。

インターン自体の感想はまた後で書くけど、今日は直前に入ったこじんまりとした喫茶店で思ったことがあった。

 

僕が入った喫茶店は本当にこじんまりとしていて、老夫婦でひっそりと営んでいるようなところだった。人影もまばらで、僕がいた時は老夫婦の友達であろうおじいさん、メビウスを机に置きながら勉強している25歳くらいの女性、出世願望を言い合う会社員二人だけだった。

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今日訪れた喫茶「MOMONGA」で頂いたナプキン

僕は大好きな作家の本を読みながら集合時間まで時間を潰していた。適当に頼んだカルボナーラを食べながら。このカルボナーラがまた特徴的な味。しょっぱい卵とチーズの味。

食べてる時に、これを作った老夫婦の姿を思い浮かべていた。この夫婦は、好きなお店を続けていくために、カルボナーラをこの味にし、このラジオをかけ、訪れる老人友達と密なコミュニケーションをとっているんだなと思いながら食べると、無性に僕がこの空間の中の構成員になれていることを嬉しく思えてくる。ほんの少しだけでも彼らの人生の登場人物になれたことに。

 

そこから、インターンシップ中でも帰りの電車でも全部、隣の人や向かいの人を観察する癖ができてしまった。この人が今ここにいるのはこんな理由だろうな。この人は自分をカッコよく見せるためにこのブランドを選んでいるんだろうな。いちいち想像してしまう。表面から隠れた各々の物語。決して僕が入ることのできない領域。ああ美しい。

 

ここまでストレートだからって何も偉くない

この夏は全然帰省しなかった。

単純に忙しいからっていうのもあるけど、地元にいると何もしなくなっちゃうからあまりいないように心がけている。

僕はもともと団体系の部活動に所属していたので、その時から付き合いのある友人の一人と会った。ほんとそれだけであとは親族関係のイベントをこなしただけ。

その友人と、大して美味しくもない居酒屋に行ってお話をした。なんだかんだ一年に一回しか会わないため、話はすっごく弾んだ。他の友達は何している、同級生は、彼女は、〜〜〜。もう色々お話しした。

そっか。彼とは大学院になって初めて会うのか。僕の地元から大学院に進学する人なんてそんなにいない。だからもうみんな就職して、こんなとこ就職しなきゃよかったとか、もっといい人生歩みたいなとかいっぱい愚痴を吐いてるらしい。少なくとも彼の周りはそうらしい。

そんな彼から見たら僕はヒーローらしい。「ただでさえ大学院にいく人なんて全然いないのに宮廷の院に自分の友達がいるなんて。」だとさ。親にも大学の部活の友達にも高校の同期にも自慢しまくってるらしい。なんだか照れくさい。

でも、まだ何も成し遂げていない。君が誇ってくれるほどの実績なんて持ち合わせてない。彼から僕の話を聞くたびにずっとそんなことを考えてた。

 

最近、アーティストに憧れる。綺麗な俳優やモデルもそう、作曲家やバンドだってそう、Youtuberだって。自分の個性を生かして色々な表現をしている彼ら、彼女らのことを心から尊敬している。ああ、自分もあの人みたいに美しくなりたいな。あの人みたいに面白くなりたいな。大学院に来てから前にも増してこんなこと考える機会が増えた気がする。

 

また話は変わるが、僕は生まれてから今まで、大きな失敗をしたことがない。英検や漢検を含めた様々な試験に落ちたことなんて一度もないし、友人関係で困ったこともないし、女性のことだってセックスのことだってそこまで困ったことなんてない。最近そんな自分が嫌だ。何にも特徴のない自分がいることを痛感してしまった。

 

友人との飲みでのラストオーダーが終わった後、「ここまでストレートだからって何も偉くないよ。」って彼に言った。彼はただの謙遜だと思ったのか、「それは今までストレートで輝かしい経歴を歩んで来た君だから言えることだよ。」って言葉をくれた。まあそうかもしれないなって思いながらまたたわいもない話に戻り、今回の飲みはここでお終いとなった。

なのに、解散した直後から、僕が彼に向けて言った「ここまでストレートだからって何も偉くない」って言葉が自分に強くのしかかってくるのを感じた。今でもこの言葉はのしかかっている。「アーティストに憧れている」「何にも特徴のない自分がいる」といった嫌な感情にトドメを刺すような言葉だった。

 

今までストレートに物事が進んできたからって何も偉くない。それは逆に、何か選択を誤って失敗したからってそれは悪いことじゃないってことを僕に気づかせてくれた。現に留年したって、浪人したって、どんな回り道したって、人生を精一杯楽しんでいる人は沢山いる。いつになったらそっちに行けるのかな。

 

好きなゲーム

突然だが、自分には大好きなゲームがある。それは、コナミ音ゲーDanceDanceRevolution」である。

もともと音ゲーが大好きだった自分は、2015年当たりに音ゲー界で流行っていたような萌えポップ(?)調の楽曲があまり好きではなく、もっとプレイしている最中に心を躍らせてくれるような曲と出会うことを夢に見ていた。

突然叶うこととなったその夢。きっかけはニコニコ動画で見た「初音ミクDDRをやってもらった」という動画であった。この動画では、初音ミクDanceDanceRevolution(以下DDRと称する。)の様々な楽曲に挑戦していくといった動画であるのだが、ここで出会った「Possession」「Paranoia Revolution」等の楽曲を耳にした時、今までなかったような感覚に襲われた。これらの楽曲に合わせて自分の体を存分に動かすって、どれだけ楽しいんだろう。自分にどんな世界を見せてくれるんだろう。

 

それ以降、すっかりハマってしまった。

クールな楽曲に合わせて楽しく体を動かすことの楽しさを知ってしまい、大学院生となった今でも、ランニングに加えてDDRを楽しんでいる。

 

ここで、少し疑問。

音ゲー友達ってどうやって作るんだろう?

大学では同じ場所で4年間、大学院でも仙台で決まった場所でDDRを沢山プレイしているが、未だに元カノ以外とバーサスプレーをしたことがない。これは如何なものか。最近の悩み。DDR愛なら人並み以上にあるのだが、如何せん友達がいない...。悲しい。

院試3日目 面接について

もう教科の対策のこと書いても遅いなあ。まあなんかあったらコメント欄にでも書いてくださいな。

 

ということで、今から知っても遅くないような、面接についての経験談をお伝えしま〜す。(これ、書いて良いのかな...?)

東北大学 工学研究科の場合です〜。

 

①2日間試験お疲れ様でした。試験の出来栄えはどうだった?

はじめに、2日間の筆記試験の結果について聞かれたのを覚えています。運が良かった自分は、全体を通して8割くらいできた自信があったので、「勉強した成果が出た感じがします。持てる力の全てを発揮しました」みたいなことを言ってた記憶があります。

 

②英語はどれくらい勉強したの?

英語は平均より少し上であまり大きなアドバンテージを得ているとは思えなかったので、「半年くらい」という事実をありのまま伝えました。そしたら、割と良い反応が返って来たのを覚えています。755点でもそこそこ良い感じなのかなって思いました。ここでなんですけど、なぜか試験の出来栄えに関して少し褒めてもらった記憶があります。なんでここだったんだろう。「他大学で個人で勉強したのに点数がいいねえ。」みたいな。ここで、「お?これは勝てるか?」って思ってしまいました。(笑)

 

東北大学で何を研究したいの?

これはどの大学院でも聞かれるでしょう。これに関してはアドバイス経験談もお話しする必要はないかなと思います。自分のありのままで、やりたいことをそのまま伝えましょう。

 

大きく聞かれたのは以上の3点ですね。この質問を軸に、細かな質問が少しずつ出され、15分程度で終わったのを覚えています。

今だから言えるのですが、③の質問が終わった時点で勝ちを確信していましたし、実際そうでした。体験した人しか共感していただけないとは思いますが、終盤に空気感で自分の合否が分かります。本当に。面接は合格発表の場だという噂もありますし、これは事実だと思います。あくまで試験の得点率で合否は決まると考えてもらっていいでしょう。

あ、この質問が来たら危ないというのを一つだけ知っています。それは、「ここに落ちたらどうするの?この後の進路どうするの?」という質問です。これは、実際に落ちた人が受けた質問です。参考程度にどうぞ。(笑)

 

少し短いけど面接に関しては以上かな。残り1週間くらい頑張ってください。(これブログに書いて良かったのかなあ...)

おひさ。

うお!

放置しすぎでは??

 

しょーがない。入学してから今までバタバタしすぎてた。けどよーやく落ち着いて色々文章を残す時間が作れた。

 

東北大学にきて約5ヶ月。

思ったことをちょっとずつ書こう。

 

①研究室がホワイトすぎる

これは一番思ってること!本当にホワイト!

飲み会もそう、ゼミもそう、研究室旅行もそう、全てが楽しい。楽しみながら、構成員それぞれが全てにおいて質の良いものを作ろうとポジティブだから、毎日笑顔で、時に真剣に、時にふざけながら毎日を過ごすのがすっごく楽しい。

あと先生が優しいし面白い。これは運が良かったのかも。でも、研究室訪問の時に感じた雰囲気そのままだった。よく、研究室訪問の時にだけ態度変えて、実際は怖いとか、そういうお話聞くけど、うちの場合は全然そんなことなかった。そのまんまだった。最高に良い先生です。

 

②授業は案外なんとかなる

一応旧帝工学系大学院だから、授業もきついのかなとか思っていたけど案外そんなことない。自分のところだけなのかもしれないけどね。基本的に、ディスカッションやプレゼン、レポートを軸に評価が決まるから、そういうのが得意な自分にとってはとっても好都合。

さらに言うとすると、オリエンテーションオープンキャンパス準備とかで専攻のメンバーと仲を深めて、困った時とか授業行けない時とかに助け合いができたのが大きいかな。そういうのって重要だし、外部からきた自分にとってこれができたのはとても大きいことなのかなって今となって思うなあ。学部の時の助け合いの経験が今になって再活用できるとは思わなかった。

 

③M1前半は研究どころじゃない

自分の想定としては、大学院に入学してからすぐに研究がスタートすると思っていたけど、全くそんなことなかった。授業もそうだし、インターン面接、オープンキャンパス、研究室の外仕事など、研究以外の面で忙しくなることが多すぎた。

特にインターン準備。ようやく慣れ始めてきたと思いきやもうインターンの申し込み。早すぎない?これは本当にびっくりした。外部受験生の方には言いたい。インターン準備してる暇なんてないくらいM1前半はあっという間だよ。

 

インターン、普通に落ちる

これは自分も含めて専攻の友達とも共有した意見なんだけど、東北大学大学院だからってインターンなんでも通るなんてことないよ。全然ない。友達なんて18社連続で落ちたらしいからね。かく言う自分も4社くらい落ちた。悔しい。自己分析とか志望動機が明確でなかったからかなとも思うけど、違う大学院に来てすぐ行きたい企業のことに関して調べるなんてことできる人いるの?ていうかそれはそれでなんで大学院来たんだよって感じ。ここに関してはいろいろ言いたいことはあるけどそれはまた後ほど。

 

まあこんな感じかな。これは知人に聞いた話なんだけど、レベルの高い大学院に外部進学する人間は7割退学するらしい。レベルについて行けなく、研究室に馴染めない自分が嫌になるから。らしいけど、自分はそんなことないだろうなって。レベルは高くないし、他のみんなと比べるとスペックも圧倒的に低いことは自覚してるけど、研究室の環境が良すぎるからやめたいって思ったことなんて一度もないな。

まあ、研究室の環境が最重要だね。

 

以上!
これからは更新しよっと。

いろいろなこと書きたいし。